戸籍謄本の広域交付が始まった
先週ちょっと用事がありまして、戸籍謄本ってのを取り寄せました。
住んでいる地元でないところに申請するのはタイヘンだぞと聞いてたのですが、いい情報が。
というのも最近、県をまたいだ遠隔地の謄本などがゲットできるようになりましたので、ご紹介。
最寄りの埼玉県の市役所に行き、遠く大阪府にある戸籍がオンラインでとれるようになったのです。
これは2024/03/01から可能となった広域交付という仕組みです。
戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行)https://www.moj.go.jp/MINJI/minji04_00082.html
ここには「本籍地以外の市区町村の窓口でも、戸籍証明書・除籍証明書を請求できるようになります(広域交付)。」との記述が。
要は、本籍地が現在自分の住民票がある居住地とは異なる場合、すごーーくめんどくさかったのが、自分の地元の市役所でワンストップ交付できるようになったということ。
と聞いても、そんなの必要ないしー、って方がほとんどだと思います。
はい、住民票とは違い、戸籍謄本が必要な場面ってのはレアケースですからねぇ。
だからこそ、そんなにめっちゃめんどくさいことになっている事に気がつかないのが普通だし、簡単に入手できると思ってたら、むちゃくちゃ手間と時間がかかってたりしてたのですね。
その原因は、日本各地の市町村が「個別に」戸籍情報管理のシステムを構築していて、なんと連携されてなかったからなんだそうな。
へーー、この時代に連携されてないなんてことあるんだわ、とびっくり。
さらになんと現在でも、紙ベースで戸籍謄本が管理されてるところも残ってるという話です。
こういうところは当然、現地の役所になんとか直接申請するしか無いですね。まぁレアケースらしいですが。
それにしても、江戸時代の年号も書いてあるような古い時代から昭和の途中まで、戸籍謄本にかかれているのは人間の自筆です。
それらをスキャンニングしてデジタル管理してる時代なわけですが、ホントご苦労さまです!
今となっては、戸籍ですら紙に自筆で管理してたのかぁー、燃えたり流れちゃったりしたのも有るんだろうなぁとか想像してしまいましたー。
あと、めったに役所行かない私がもう一つ気がついたのが、窓口業務で応対してくれる職員さんたちの対応の質がすんごく高かったこと。
感じの良〜い口調で、超テキパキとこちらのややこしい要望を汲み上げ、思いっきりにこやかに「お時間がかなり掛かることも予想されます」と言われたので、そんじゃ私は飯食ってきますわって言ったんです。
そうしたら、「どうぞゆっくり召し上がってきてくださいね♥」と笑顔のお返事。
(♥は付いてたかどうか不詳)
まぁ確かに待合室は、どこぞから湧いてきた人々々でごった返してました。
ぱっと見た限りでは30人以上は待ってたでしょうなぁ。
飯食って帰ってきても、まだ順番になってませんでした。
そして順番が回ってきて、申請した書類を受け取ったときもホントにナイスな対応だったですね。
ただ、支払いしたレジでレシートがなぜか私のだけ出なくて、私はカウンターで立ったまま、オネーサマは5分くらい詳しそうなニーチャンとゴニョゴニョやってましたが、そーりゃぜんぜん許せちゃうもんね😄!対応完璧なので。
お役所仕事はムカつく!なんてのは昔の事になったのねー、なんて納得しながら駐車場に向かいました、と。
で、さっき理由わかりました。
苦労して出してもらったレシートに、「業務委託業者○○○」と書いてありました。
あーーー、お役所が民間企業に収受業務を委託してるのねー。なーるほど。
はいどーも、タイヘン失礼しました🙇♂️
P.S.
年の記述は、元号でなく西暦で全部統一して欲しいと強く思った日でした。
7種類も見たら全く頭で変換できませんです、はい。
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