マッチポンプな世界やし
配信した音声と書いてる内容ちゃうやんけというご指摘を受けてもしょうがない内容かもですんで、これまた最初に謝っときます。
この頃の日本、というか身の回りの様子ですが、世の二極化を感じる日が多いなってハナシを書いてみます。
きっかけはウチの昨日郵便受けに入ってきたパチンコのチラシです。
大谷翔平選手の通訳が起こしたギャンブル問題ってのは、さすがに耳塞いでても聞こえてきましたね。
知らん言語の地域にでも住んでたらわからんことだったなぁとか思いつつ、ギャンブルってのは人を蝕むんだなと改めて思うところ。
オカネという三文字に目が眩む人も世界中に多いわけですが、問題は知らず知らずのうちに毒されているケースですかね。
人間のDNAってのは不思議で、快感を覚えたときに出る極超微量のドーパミンやエンドルフィンなどの報酬系ホルモンを自生して、自分を酔わせることができる、と。
これってのは生き物たる人間としての進化の産物であって、言ってみればこの仕組みがなければ種の保存や、食事の習慣すらもままならんわけで。
アドレナリンなんてのも、即効性有りの活力ホルモン。闘争か逃走かホルモンって書いてあってオモロイ。
人を覚醒させて、危険回避のための緊張状態や行動につながるホルモンですね。
動物の一種として、人間もホルモンに支配されてるんですねー。
興奮してホルモンがドバドバ出るなんて表現をすることもありますが、実は相当に微量しか放出されない人体で生み出される科学物質なんだそうです。
pg(ピコグラム=10億分の1グラム)とかng(ナノグラム=1兆分の1グラム)オーダーの極超微量で、人間を変えてしまう威力が有るってことです。
ホルモンが出る量も、出たホルモンの量にどのくらい反応するかの受容感度も人それぞれの個性による違いがあります。
パチンコに話を戻すとすると、セーフ穴に入ったときとか、回転した時の快感ってのは、ホルモンに支配されてると思って良いでしょう。
だってお金に直結しますから。たくさん玉やメダルがゲットできれば現金が手に入るってわけですから。
パチンコもスロットも競馬も競輪も宝くじも何もかも、元締めが儲かる仕組みが頭いい人によって作られてますよね。
国とかいう、地球の表面に存在する、人が作った大きめな権力が認めたものは、公営ギャンブルと言われてますな。
公営・公認は良くて、違法ギャンブルがダメって線引きも、ホルモン(=人を変えるもの)の視点では、なかなかしっくりと説明がつきません。
ゲームとして楽しんでるうちは良いけど、カネがかかってくる=ギャンブルとなると、射幸性が高くなる=ホルモンドバドバ状態。
一回依存症になってしまうと、よっぽどの人間でないと自力での更生は無理だそうです。
公営とか認可のギャンプルってのは、こういう人たちをいっぱい作ってカネを巻き上げる仕組みなわけですな。
日本でギャンブルの仕組みや場を提供してる人たちは悪い人なのか?
いやいや、経済を回す上では喜ばれる存在で有る場合が多いでしょうね、見てる限り。
なにせカネ回りが良い業界のようで、駅前の一等地の店が潰れたりすると、真っ先にパチンコ屋になったりします。
大家さんとしては、テナント入らないよりは賃料払って借りてくれた方が良いに決まってますからね。
その土地の行政がウンと言いさえすれば、パチンコも認可事業として営業=金儲けができるのです。
そして店が続いている限り、永らく搾取されている人々が必ず存在するということです。
カネがかかってなければ、あー楽しかったで終わるはずが、ホルモンドバドバの仕組みを狙った人々に狙い撃ちされてるわけ。
そして昨日ウチの郵便受けに入ってたパチンコ店のチラシ、いつも入ってる家・不動産のチラシじゃないんでつい読んじゃいましたよ。
カラーでデザイン性高く、写ってるスタッフと思われるキレーなお姉様方の写真と、新台入れ替えに採用されているキャラクターたちのカッコいい絵。
お金かかってるなーって感じ。楽しそう〜、儲かりそう〜って感じ。
で気がついたのは、チラシの隅っこの方に小さめに書いてある文言。
「パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです。のめり込みに注意しましょう。」by全日本遊戯事業協同組合連合会 だそうで。
さらに小さめに、
「認定パチンコ依存問題相談機関特定非営利活動法人リカバリーサポートネットワーク。パチンコ依存問題からの回復を支援するため電話による無料相談を行っています。」
だそうです。
ほえぇ〜、完全なるマッチポンプやん!
まぁ今までのチラシには書かれてなかったから良かったか、いやいやそういう問題じゃないって。
米国ネバダ州のラスベガスに、展示会の仕事で訪問したときに超絶びっくりしたことは、超高級ホテルの激広の1Fロビーにカジノが有ったこと。生きたライオンまでガラス越しに見られましたよ。
見渡す限りのスロットなどのリアルギャンブルマシンが置いてありました。もちろんルーレットやバカラなどなども。
スロットルには実際に現金が投入でき、報酬も現金で返って来るってのが衝撃でした。
でも毎日やってたりすると麻痺しちゃうんだろうなぁ。
会社が予約してくれたそのホテル、泊まった部屋は個人でも泊まれそうな100ドルもしないくらいの料金で、20畳(表現古!)くらいにキングベッド2つ。
恐るべきパフォーマンスだぁーー、アメリカスゲーーとか思いつつ快適に2晩過ごしました。
でもそのカラクリは、国というか州が認めたギャンブル区画に流れ着いた大量のギャンブルマネーと、お金に全く不自由していないミリオネアが泊まるスーパースイートの部屋代(1泊100万円以上!)が、我々一般人が安く泊まれるようにしてくれてるってワケなんですねー。
ギャンブルの「恩恵」をこんな形で受けた経験してしまったら、ギャンブル反対派にはなれませんなー。
自分はやらないけど恩恵だけずっと受け続けますって、言えそうで実現しない気もする。
そして、ちょっと手を出したらクスリ同様やめられなくなる、ホルモンのせいで、ってなる。
日本以外ではギャンブルは場所がかなり制限されてますが、日本は至る所でOK。
不思議ですねー。
では最後にGPTってみた結果を貼っつけてみます。
なんだかなぁ~って内容ですよ。
なぜパチンコが日本で規制されないのか
・グレーゾーン:
換金所の存在は、法律のグレーゾーンを利用したものです。
パチンコ店と換金所は、法的には別々の事業者として扱われ、パチンコ店は賞品と現金の直接交換を行っていないため、法律上の違反はないとされています。・経済的影響:
パチンコ業界は日本で大きな経済活動の一つであり、多くの雇用を生み出しています。
この業界に対する厳しい規制は、経済的な影響や雇用への影響を考慮する必要があります。・社会的受容:
長年にわたる慣習として、社会的にもある程度受容されている側面があります。
そのため、政府や地方自治体は、このグレーゾーンを厳しく取り締まるよりも、適度な規制を行うことでバランスを取ろうとしています。
日本丸出し文化やなぁー、って私は思います。今後も大丈夫なんすかね?
自分は打たないけど、きれいなトイレは旅先で重宝しますので感謝してまっす。
今回は、パチンコチラシが思ってたこと吐き出してみるトリガーになった感じです。
みなさんはパチンコ人生、楽しんでますか?
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ぱるおの「思い立ったらオタメシ」ライフ
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