アウトレット×無人販売いいね
アウトレット販売と無人販売をかけ合わせたら、販売活動ってことでいけば最強じゃないですか?
いつもよく通る工場地帯に突如現れた干し芋アウトレット無人販売。
干し芋って高くなっちゃったなーと思ってたところだったし、ついつい、釣られて入っちゃいました。
モノという商品を製造すると、必ずと言っていいほど規格外品がでますよね。
デジタルやサービスのような無形の物ではないので、ゴミだとかダメなものについては廃棄か販売か貯蔵かなにかしないと事業活動が回っていきません。
これをアウトレット品と命名して、なにやらブランドを感じさせるという発明で、販売への道が切り開かれたってわけですね。
田舎に行くと、畑の横とかに野菜無人販売コーナーなんてのを見かけます。
ともすれば八百屋さんで買うより新鮮でド安いなんてことが有るので、クルマで通りかかったら結構チェックしますよ。
前に一度、住宅街に突如現れた梨販売所を見つけ、ダメ元で1個200円の大玉の豊水梨を2つ買ったら、運気を使い果たしたかってくらい激アタリでした!
こういう、なんというかギャンブル性みたいのも孕んでるってのが、アウトレットの面白さではありますが、ギャンブルぜんぜんやらん私でもハマる何かが潜んでるような感覚が有ります。
今回の干し芋は300gで700円。お菓子として考えれば高級の部類ですが、最近の紅はるかを使用したものだと1,000円以上が多いことを考えれば、絶妙なアウトレット価格かもです。ホントは500円だったらなーとか思いますが。
規格外とした理由は書いてなかったものの、おそらく形が悪いとか、不均一だとかであって、味は「変わらんはず」と思い込んで食べてみたけど、まぁ好みでしたね。甘すぎず硬めの食感。
これは個人の好みの問題ですが、最近の高級路線は甘すぎ柔らかすぎが多い感じもアリなもんで。
アウトレットではなく、通常の無人販売でよく見かけるのが餃子の無人販売店。むしろこれはブランド品の扱いに近く、無人で売ってる分安くて美味いんじゃないの?って心理が働くのと、1パック1000円とキリが良いのもわかりやすい。
あと、本格韓国料理、これは調理済みのスープ系が良く売れてて、サムゲタン(参鶏湯)とかカルビタン、さらにトッポッキまで「冷凍」で売られてます。めっちゃうまい。スープ1品500円とかですが、同じモンを食堂で食べれば、パンチャン(おかず)は付くものの、2倍3倍はしますから。
餃子にしろスープ料理にしろ、冷凍品としての陳列ってのが、かなり無人販売に寄与していますなぁー。
そしていつも気になるのが決済方式。
お賽銭よろしく、現金を販売店内に無人で置いておくリスクや、そもそも不払いリスクが有ります。はい、有りまくります。
今ではスマホ決済のみにするとか、カメラでガチガチに監視するとかの方式は採れると思うんですが、そこは自動販売機王国ニッポン、すごいですね~、性善説の現金払い!
今回の干し芋アウトレットショップには、カメラも無ければ説明書きも無し。
料金は、どう見ても家庭用のフツーの鍵付き郵便受けそのものの「料金箱」に入れてね♥方式です。
100円単位の値付けなので、両替が必要な場合は、ボタンを押してね♥って書いてありました。
工場地帯の事業所のひとつなので、中の担当の人が出てくる体制になってるんでしょうけども、先客のお姉さまが「ボタン押してもなんかもう10分出てこないんだよね〜笑」て嘆いてました。
これからますますヒトが減っていくニッポン。
性善説も販売活動も、変化していくんでしょうね。
個人的には、こういういい感じのアウトレットはバンバン増えていって欲しいでっす!
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