ポイント経済圏かぁ
ポイントカードってのは、いろんな店に行くたびに無限に溜まっていっちゃいますよね。
クレジットカードと同じサイズのポイントカードや、超薄くて書き換え可能なタイプや、今でも結構多いのが紙でスタンプ押したりするタイプなどいろいろ。最近はスマホにアプリをインストールするタイプが激増しているかと。
多くに共通するのは、ある程度ためたら一定の金銭的見返りが得られます的な期待感じゃないですかね。
要は、どうせ買うなら「将来もらえるかもしれない」割引を期待してポイントカードを作ったほうがお得、もしくは損しない「感じがする」ってことだよなーって思っちゃうんです。
そして実際のところは、それらポイントカードのほとんどが財布の肥やしになって、実際は肥やされず使われず消えていく、と。
お店側としては、利用者にとってせっかく集めたポイントを失いたくない実際に見えるところに、店名やサービス名が書かれた実物が存在できるということがメリットで、最強の宣伝なわけです。
ううむ、こういうのってのには実はわたしは抵抗感があるんですよね〜。
本当に気に入ってたり必要に迫られてリピーターになっているところなら良いんですよ。たとえば近所の行きつけのスーパーとか。
でも、いろんな土地に行って一見さんとして入店したところで「ポイントカード作りますか?作りますよね?作ったほうが何%お得ですよん♥」とか言われた日には、あー結構ですぅ〜ってなっちゃいます。
まぁそういう、ポイントを継続的に書き足していくタイプではなく、今回体験したような限定割引クーポン的なものを目にするほうが、後腐れなくエンタメ的に利用してしまうんじゃないかとも思います。
50リッターガソリン入れるのに、近隣他店より500円ほど安く入れられた時、でてきたクーポンではすぐそこにある店舗で250円オフの商品のプロモーションを受けると。
そして往々にして、別に要らないのにエンタメ的に250円引きで1000円のものを買っちゃうみたいなことになるわけっすね。
会員であれば、それ以外にもポイントが自動付加していくお得な仕組みと相まって、店舗が作っている経済圏にどっぷり使ってしまう仕組みは、行動経済学の塊なんだろうな〜なんて思ったわけです。
そういう私も思い当たるフシがいっぱい有り(楽天・Google・Appleなどなど)すっかりやられてしまっているわけですが、そうですねぇ、別に被害者なわけでもない。
そして時代と共に次々と新しい仕組みが開発されまくっていくって感じ。新し目のものにはつい負けて手を出してしまう自分、と。
なんとも複雑な心境にもなりますが、楽しければま、いっか。
そして今日も今日とて、買って1年使わなかった小物たちを、床面積を取り戻すためにせっせと売ったりあげたり捨てたりの生活が細々と続くのでした。。。
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ぱるおの「思い立ったらオタメシ」ライフ
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