カッスオプンフリガッケ??
日本の白飯には、ふりかけがよく合う。
ってわけで、ふりかけ大好きなんですよね。お子ちゃまか?
いろいろ試したけど丸美屋が一番旨いんじゃない?と思ってるクチですが、つい昨日は違うのに手を伸ばしちゃったんです。
なんか怪しい縦長富士山の形(?)のパッケージにハングルで表記されたふりかけです。
가쓰오風후리가께
韓国語には「つ」の発音が無いので、このパッケージのハングルでは「쓰 ッス」になってますね。
「つ」のもう一つの表記方法が「츠」で、チュ ですね。
가쓰오 カッスオ
または
가츠오 カチュオ
の発音となります。この時点でもう日本語話者としては?が二つくらいつく感じでしょうか。ま、いいや。
あと、「ざずぜぞ」の発音もハングルには無く、자주제조 じゃじゅじぇじょ になります。지 じ はあります。
日本語に ぢ は有っても、1文字として ディ は無いのにも似てますね。
一方、韓国語では디 ディ は有ります。
ハングルでは 위 ゐ=うぃ とか 웨 ゑ=うぇ などは有ります。
はて、一体何語ってるんでしょ?
今回のフリカケパッケージのハナシに戻すと、カツオ風と書いてあるわけですよ。
日本だと普通かつお味とか、ふりかけ かつお みたいなネーミングですよね。風はつかないかと。
ましてや漢字をほとんど使わない生活になった韓国の人には、風の部分だけ読み飛ばしてカッスオフリガッケの部分だけ読まれる可能性も高いかと。
でそもそも思い起こしてみれば、韓国では日本のふりかけにそっくりなものは食堂で一回も見たことが有りません。
てことは、そもそも韓国では無かったもので、日本式のふりかけという食品名が韓国語化した例なのか??とも思えます。
日本でもチャプチェーやトッポッキなどはそのまま日本語化したものが観測できるし、その逆パターンかな。
韓国にまったくふりかけに相当するものが無いかと言われれば、ジャバンという海苔があります。
多くは돌 자반 トルジャバン ってやつで、最近は日本でもかなりポピュラーに売られてるようですね。
岩のりに味付けして細かく砕いたふりかけです。海苔以外の成分はちょいとごま程度ですが、結構塩とごま油系の味がしっかりと付いていますね。
これの辛いバージョンが有れば高頻度で買いますが、なかなか売ってない。
キムチ味と書いてあるけどウソな商品が有って、むしろ青唐辛子系の爽やかな辛さ。これが一番好みです。
この表示を一応解説しておくと、
鰹節1.89%(外国産)
(フィリピン産、インドネシア産、タイ産)
そして韓国国内での商品区分名表示は、
복합조미식품 ポガッpチョミシkプm=複合調味食品 だそうで。
なんかいろいろ混ざった調味用の食品、ってことっすかね。
このふりかけまだ開封してないんすけど、モノとしての見た目はほとんど赤いごま。
さては、愛してやまない韓国テイストに仕上がってるのか、明日メシ炊いて試してみよう。
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