はい、移動は正義っすね
さきほど足掛け4日間の旅程を終え、帰宅しました。
何やって来たかって、それはTHCと音色-DAO-の合同キャンプオフだったのでした。
はい、片道1000km程を一夜のキャンプのためだけに移動したってことです。
まずは行きたくなった理由ですが、今まで一度も九州でキャンプをやったことがなかったこと。
九州で車中泊は数十泊しましたが、なぜかキャンプは道具積んでても初でした。
これが叶ったのも、忍々さんとメルセさんがガッツリ九州ネイティブで、キャンプのガチ勢だからです。
最近のキャンプって、どうも快適とか楽チンとか高級路線とかに走ってる感じがします。
関東圏は特にですが、全国的に一名あたりン万円のグランピング〜〜みたいなのが増えてきて、検索には引っかかるものの正直手が届かないっす。
同じキャンプ場を経営するにしても、フルサービスで設備充実、さらに食材とサービス充実でゴージャスにという路線でしょう。
ただですねぇ、、どうも自分のキャンプスタイルとか経験からすると、あんまり快適すぎるのはキャンプと言えないのでは?と疑問符が付きます。
まぁもちろんグランピングと称して、差別化というか別物にしているんだと思います。
ホテルの雰囲気ワイルド版って感じですかね。それはそれでよろしいかと。
そして今回企画いただいたキャンプは、上記お二方が定期的にやってるキャンプスタイル、そして場所はよく足を運んでおられる、いわゆるキャンプ場じゃ「ない」ところ。もちろん名称は無い場所で、市の持ち物だと思われる河川敷。
芝生がフカフカのところなんですが、オートキャンプがぜんぜんできちゃうところ。
都会に近いところでは無理なんじゃないか?と思われるような理想的なロケーションですが、博多からクルマで1時間ほどのところですよ。
近くにスーパーも温泉もある、ぜんぜんド田舎ではないところなんですが、なぜか無料で普通に使えてしまう。
そんなところが存在するのにも理由が有ったと言うことも、今回知ったことですね。
要は地元民として子供の頃から知っているエリアだということと、その土地々々のやり方や人間関係図が体に染み付いているから可能なんですね。
ネットで検索してでてくるようなキャンプサイトなんて、みんな有料だし狭いしルールで縛られてるしで、物理的にも精神的にも窮屈です。
決して堂々とネットには乗っていないようなポイントは、すべからくこういう人的ネットワークで引き寄せてくるもんなんだということですな。
おかげさまで、夜中にじゃんじゃん音楽セッションやっても周囲の誰も気にならないロケーションで、本当にリラックスできちゃいました。
上で若干グランピングはオーバースペックだなんて書いちゃいましたが、今回のキャンプは高価なお金がかかってないのに、タープやコットやテントなどの快適装備を持ってきていただいたり、夜の明かりとしてたくさんのランタンと大小の焚き火ガジェットによって、めっちゃエモい夜のデコレーションになってたなーと思います。
やめられまへんなぁー。
都会には都会の住みやすさはありますが、たまに郊外でキャンプとかいうと、有料サイトの予約を取ってルールを守って云々みたいな感じになります。
逆に郊外の自然豊かなところで地元人間同士の距離が近いところの人達は、ぜんぜん違うキャンプのアプローチができるんやーと思います。
ただ地方にはその土地々々の複雑な人間模様が飛び交ってるらしいので、かなり要領も必要なようです。
ちょっと高価な外車を買うのに、あらかじめ購入前にその手の有力者にお伺いを立てないとならないみたいな、辞書や条文に書いてないようなことがめちゃくちゃあるそうですんで、都会からポンと移住するなんてのは無理にも思えます。
地理的にいい感じの土地(例えば私の場合涼しいところ)に移住したいなんて考えるのは良いとして、行動に移す際には、結局のところ人の問題に焦点を当てて、自分の身を置くことを考えるのが良さそうやなと思えた今回のできごとでありました、はい。
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今回のstand.fmの配信はこちら
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ぱるおの「思い立ったらオタメシ」ライフ https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41