昔と今で全く様変わりしたのが地図、じゃないですかね。
大きな地図から小さな地図、大縮尺・小縮尺、地域や用途別にたくさんの冊子や紙の地図を持ち歩くことが全く無くなりました。
Mac/PCやスマホ/タブレットで地図が使えるようになったからですね。
単に地図データがガジェットに内蔵されているのではなく、インターネットを通じてクラウドから地図データが逐次ダウンロードされるだけではなく、GPS情報を基に「自分の現在位置」が表示できてしまうという、その昔の夢がガッツリと叶っているわけです。
この組み合わせは、持ち歩き型通信コンピュータであるスマホで、既に気軽に誰でも使えるようになった時代ですね。
誰かとどこかで待ち合わせするという場合、その時間と場所を指定する必要があるわけですが、往々にして場所の「名称」で指定すると思います。
例えば東京駅の銀の鈴で、みたいな。
でもこの場合、東京駅はわかったとしても銀の鈴ってなんじゃラホイ?って方も多いでしょう。
なので、よほど今までお互いに認識がある特定の場所ならともかく、初めて落ち合う場所の場合には、こういう疑問とか探す手間とかを省く意味で、地図の座標URLで送るのが良いんじゃないかと思うんです。
実際このやりかたをしてる人も多いし普通に使えると思うんですが、どうもまだ問題があるようなんですね。
まずはURLを踏んでくれずに、謎の文字じゃ場所がわからんという質問が返ってくるケース。
あのー、そのURLをタップすると行き先が表示されるので、今いるところからの経路を探索してもらえば来れますよーーと説明するのです。
それでもワカランといわれること、多いんですよねぇ。これが1つ目の悩み。
もう一つはGPSの精度の問題。
今いる場所が地下だったりして空が見えないところからだと、スマホが現在位置を間違うこと多し。
何10、何100メートルずれたところを表示してしまったりして、そもそも地点が正確に共有できないことあり。
そんなわけで最近初めての人と待ち合わせ場所を共有する時は、
・GPS電波が入る屋外
・下手に場所名や目印を書かない
・地図URLだけを送り、紛らわしい地名や名称は書かない
という感じで対処しています。
それでも電話かかってきて質問されることとか有るんですが、そもそも
・スマホの操作は教えられない
・スマホで通話してる人はそのスマホで通常操作できない
ってわけで、ただただ使い手のリテラシーに期待して、うまいこと操作してもらうしか無いですね。
そしてそれでもどーーしてもダメな場合は、あらかじめ完璧に知っている待ち合わせスポットと日時を指定してもらうしかないですかなー。
スマホ有りき、スマホの地図有りきで世の中回ってしまっている時代、地図アプリ使ってないとか慣れてない人は、逆にかなり不便になってきたとも感じられるかもしれませんね。URLだけ人間が読んでも、なんの意味もなさないですから。
うむ、スマホとインターネットが無かった時代は、一体全体どーしてたんだろうか??と逆に不思議になっているこのごろです。
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便利に買った反面、
電話番号記憶と同じで、
共有する待ち合わせ場所もなくなった
んでしょうね😂