裸(ベースグレード)にいろいろ付けるのが趣味
バイクまでオートマにしてしまったので、ウチには旧式のMT=マニュアルトランスミッションのクルマ・バイクがしばらく無かった状態です。
でもまぁ原点と言いますか、ダイレクト感と言いますか、アナログ感といいますか、MTは良いもんです。
てなわけで、先日買ってみた2011年式の軽自動車にいろいろ付けてみたぜってハナシです。
クルマ好きな人にとっては、まったく何の変哲もないお買い物車だった裸の軽自動車にいろいろ付けたってしょうが無いじゃんと思われることでしょう。
でもまぁこちとらクルマ買う時には「長距離移動」が大前提でありまして、休みの日の徘徊だけで年に1~1.5万キロくらいは走ります。
なのでまぁ、クルージングとか車庫入れとか、ナビとかオーディオとかETCとかの、よくある便利ガジェット達を取り付けたいわけですよ。
そんなコンセプトで今までに好みの移動箱を何台「作って」きたかってことですが、今回もオーソドックスにいろいろ付けたので若干ご紹介。
まずメインで悩んだのはオーディオです。
クルマでスマホをBluetoothでカーナビに接続するというのが最近の常套手段ですが、そもそもカーナビはスマホを使ってて、いわゆる「カーナビ専用機」は使わなくなりました。
情報を更新するのにコストがかかるのも気になるけど、そもそも使い勝手=UIがぜんぜん進化しないなーと思ってるわけです。
さらに10万円超えは当たり前で、メーカー純正のカーナビなどは20万30万円とかあり得ない感じになってるので、そもそも買う気が起こりません。
なのでBluetoothでつなげてクルマについてるスピーカーから音が出ればいいだけのものを物色してました。
本体は1万円以下でも有るんですよ。
ただこのオーディオだけの1DINサイズのタイプには、液晶画面ってのが無いので、バックモニターの画像を映すことができません。
別に画面を買わなきゃならんのかなぁ?と店頭で物色してました。
そこでプロに訊いてみると、あっさり「それならこれっすね」と指さされたのが、見た目カーナビそっくりの、画面付きBluetoothオーディオ機。
今回はDDX5020Sってのを買ってみましたけど、へ~~って感じ。
こういうのが有るということを知らなかったわけでして、クルマ浦島ってことですね。
見た目は昔からのカーナビに見えるんですが、カーナビ機能が内蔵されてない。
スマホとつなぐことを大前提として、カーナビとかその他のオーディオ・IT関連の機能は、全部スマホ任せ!ってモノなんです。
使う側からしてみたらありがたい。いつも使い慣れてるスマホの機能が使えるってわけなので。
ところがやっぱり、運転して移動中には画面や操作に集中してはいけないため、そのへんの整合性を取るために開発された機能が、Android AutoとApple CarPlayってわけですね。
ここでもアンドロイドとiPhoneに勢力が二分されてるのが興味深いです。
この機能、説明が難しそうですわ。
1時間ほどAndroidスマホつなげていじってみた理解としては、Android Auto対応のアプリは、簡易UIとして液晶上で使いやすいUIになってるということ。
そして当然ですが、スマホはモバイル回線でインターネットに接続されてるので、機能は無限大の広がりが期待できる、と。
Goole Mapだけでなく、Spotifyとか韓国のNaver Mapなどもフツーに対応されてて画面にでてくるので結構驚きですね。
そしてどうしてもそのUIに耐えられない人は、画面のミラーリングってのができるらしいけど、まだその機能にたどり着かないよ、と。
スマホの画面がそのまま映せるらしいので、まさにスマホが組み込まれたクルマって扱いになりますな。
取り急ぎこれで外界との接点はバッチリ。バックモニター用のカメラも接続して、ギヤをリバースに入れると後方が映し出されるよ、と。
当たり前だけど、無いと私は結構困るので。。。
次はETC。
高速道路は極力乗らないけど、どうしても乗るときは最近値段も違うということで、話題のETC2.0ではなく、廉価版の1.0にしました。
いまのところ1.0で困ったこと無しだし、当分使えると聞いたので2.0は見送りました。
次はドラレコ。ちょっと前の回でしゃべったやつです。
YupiteruのSN-TW9600dって機種ですね。
前後の2カメラタイプをAmazonで買って、それを取り付けてもらうという魂胆です。
自分で付けない場合は持ち込み取り付けなので5K~10K円余計に払うことになります。
でもまぁ技術と器量が無いので丸投げでお願いしました。
電子機器なのに何年も前の機種。要は安くなってるので、最新を買わずに節約です。
そもそもドラレコの最新機能ってのがそれほど必要と思えなかったので型落ちの機種で十分かなーと。
いろいろと設定してみましたが、当たり前のように最新の技術を使えるようになってるのには驚きです。
ハシリの頃のドラレコとは、画質も機能も雲泥の差と言って良いでしょう。
でもまぁドラレコの場合は、ガジェットだ機能だ画質だという以前に、不慮の事故の記録をして、自分の運転を戒めたり、証拠として保全したりするモン、ってことですよね。
なので、現代の運転には必需品なんじゃないでしょうかね。
これら全部キッチリ付けてもらって、予定より早くお店について確認とかしていた時に、気になってたことを一言受けました。
「タイヤ、ちょっとヤバいっすねー」
あちゃー、やっぱりねぇ。。。
タイヤの溝は結構有ったんですよ。そんなに走行距離は伸びてなかったので。
だから直前の車検は通ったんだと思うんですが、おそらく10年近く経ったタイヤ何じゃないかなぁ、サイドにひび割れが有る状態。
これ、高速走ったりしたらバーストの危険性高いんで、やっぱり交換やぁ!ということで、その場で頼んじゃいました。
まぁ一番安いヤツの一つ上のグレードのタイヤということで、痛い追加の出費になってしもたー。
でも安全につながる装備だということで、損して得とったのであると自分に言い聞かせるのがやっと。
あとは安全運転だーとも言い聞かせるよ、と。
それにしても、超アナログ車に最新デジタル機器(スマホ)が共存したものが公道を走る時代なんだなーと感慨深い。
でもって、ガソリンエンジンにMTだと言っても、実は今日日のクルマの中身にはCAN通信というデジタルネットワークが張り巡らされてて、実はデジタル制御なわけですね。
その信号のおこぼれをOBD2というポートを介してゲットし、表示する機能のガジェットも実は一つ買って付けてます。
これはほんとに簡易的に付けられるので、自力で取り付けて便利に作動してますね。
いろんな情報を表示できるのですが、タコメータ、水温、燃料消費率、そして中央にデジタルで速度が大きく表示されます。
なにげにこちらの方をメインでチラ見しながら運転することになりました。
さてこれら、どう活躍してくれることになるんでしょうか。
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今回のstand.fmの配信はこちら
https://stand.fm/episodes/667c36a8fac35f5cfbf186a3
ぱるおの「思い立ったらオタメシ」ライフ